片想い

著者 :
  • 文藝春秋 (2001年3月28日発売)
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本棚登録 : 1800
感想 : 171
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「分身」にもどことなく(遺伝子繋がり?)似たテーマ:性同一障害やあるいはその言葉を超えた「男とは?女とは?」まで。。。読んでる途中は 男の心を持った肉体的に女、その逆、さらには同姓に恋愛、更にさらにそれでも割り切れないもっと曖昧な部分もでてきて、ややこしや〜 でも、説明としてメビウスの環の例えは分かりやすかったので助かった。なんとか自分の中で整理できました。話としてはとても深く、タイトルにもいろんな意味が込められていて、ちょっといろいろ考えます。後読感も悪くないですね。いろいろあっても強く生きていこうとする登場人物たちに励まされる思いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年6月12日
読了日 : 2009年6月11日
本棚登録日 : 2009年6月12日

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