仏教について、お釈迦様から日本における仏教の広がりについて、とても分かりやすくまとめられている。
宗教が必要かは分からないが、道徳の観点から必要というよりは、現世を生きる人間の心の拠り所、あるいは軸となる思想は必要だと思う。その点、仏教の考え方はまっとうだし、本質をついている気がして、それなりに好きなのだが、本を読んでいると、やはりこれからの21世紀以降の社会には、もはやそぐわない点も多く、もっと別の考えが必要なのではないかと実感する。キリスト教も仏教も現存の宗教が機能するのは2000年までと聞いたことがあったが、その通りだと思いだされた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文科学
- 感想投稿日 : 2014年3月10日
- 読了日 : 2014年3月10日
- 本棚登録日 : 2014年2月22日
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