「黒い縄」「暗殺の年輪」「ただ一撃」「溟い海」「囮」の5作。
「溟い海」で藤沢周平は文壇に登場し、
「暗殺の年輪」で直木賞を受賞する。
「黒い縄」「ただ一撃」「囮」など、
デビュー当時の雰囲気というか、
昭和時代の粘性を感じる作品。
当時はそれが普通だったのかもしれないけれど、
今読みかえすと、
一種のギラつきが灰汁になってしまう。
昭和の時代の男と女が、好む時代小説だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説・時代小説
- 感想投稿日 : 2024年2月19日
- 読了日 : 2024年2月25日
- 本棚登録日 : 2024年2月19日
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