ほーらやっぱり面白かった!
説明が長くて読み進めるのが大変だった上巻に比べると、物語が大きく動き、懐かしい面々も登場する下巻。あっという間に読み終わってしまった。
マツリカ登場の安心感。全ての謎が解き明かされていく爽快感。全て読み終えると、次はキリヒトの話が来るに違いないと確信できる。三作品目も楽しみだ。
それから、今作はエゴンという障がいを持つ鳥飼の存在が、言葉や文字に関わるキーパーソンだった。なかでも、ひらがなと漢字の識字についての考察にはハッとさせられた。言語について深く知ることができるのが、このシリーズの魅力であると改めて感じされられた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文庫本
- 感想投稿日 : 2022年6月12日
- 読了日 : 2022年6月12日
- 本棚登録日 : 2022年6月12日
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