稀代の海軍元帥、山本五十六。
これからは航空機の時代と先を読み、航空本部長時代には飛躍的とも言える技術推進。海軍次官時代にはアメリカとの戦争を避けるために三国同盟に命がけで反対。しかし、中央に残ろうとするも命の危険を避けるため連合艦隊司令長官へ。そして三国同盟が締結される。
戦争やむなしの中、周到に戦闘準備を行いながらも最後まで戦争を避けようとした姿勢。
頑固者で肝が座っており、しかし茶目っ気があって。そういった人間的な部分も克明に記した良書である。
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- 感想投稿日 : 2019年9月30日
- 読了日 : 2019年9月30日
- 本棚登録日 : 2019年9月9日
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