フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

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  • 東京書籍 (2014年4月28日発売)
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多岐点居住について考察されている。伊藤氏は熊野で古民家を再生しコミュニティを形成するという活動しており、pha氏は元ニート的生き方の実践者。都会と田舎の頻繁な行き来はコロナ禍の現状では難しい部分もあるし、一般的な会社員にも年のうち数か月を田舎で暮らすのは難しいだろう。ただネットが発達した現状では居住地を選べる人も増えているので地方再生の有力な提案の一つではないだろうか。さすがに家を持つのは腰が引けるが、数時間で行ける距離の田舎に、週末シュアハウス的に「自分の部屋」があるのもいいかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライフスタイル
感想投稿日 : 2021年8月1日
読了日 : 2021年8月1日
本棚登録日 : 2021年8月1日

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