川上未映子さんのエッセイ。
髪の毛に悩んだ思春期の気持ちには、髪質こそ違うけれど、共感するものがあった。
幼い甥2人と一緒に遊ぶことの大変さと不思議さ。
彼らが面白がれば面白がるほどこちらはつまらない気持ち、
非常によくわかる。
小説を書いていくことの話。
歌手としての活動で忘れられない名古屋での思い出。
読書のすすめにての一文。少し省略。
本や物語の中で、面白くなかった、つまらなかったというようなことがあっても、
後々の人生においてどのような効力を発揮することになるのか、影響を受けているのかはわからない。
本当だね。
大人になるにつれて、自分の好みのものだけ選んでしまうけれど、たとえつまらないものだとしても、
何かしらの影響は受けているよね面白い。
言葉をとても大切にしているんだなあと。
私も太宰治読んで見ようかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2020
- 感想投稿日 : 2020年10月4日
- 読了日 : 2020年9月30日
- 本棚登録日 : 2020年10月4日
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