Contents
Part 1
「茶葉と茶園」の話
Part 2
紅茶の「履歴書」
Part 3
「紅茶史」
Part 4
「磯淵流」紅茶のいれ方
Part 5
紅茶の「ブレンドのすすめ」
注目Contents
紅茶論争~正しい紅茶のいれ方は?(Part 2 紅茶の「履歴書」)
「英国王立化学協会による一杯の完璧な紅茶のいれ方10ヵ条」
「ファミリーエコノミスト誌」
「ジョージ・オーウェルの11ヵ条」
「トワイニング社の9ヵ条」
「ジャクソン社の9ヵ条」
紅茶論争をにぎわせた論客たちのいれ方が紹介されている。
それらを踏まえた上で
『Part 4 の「磯淵流」紅茶のいれ方』を読む。理解が深まる。まさに教科書的。
私が時々利用する紅茶専門店の小冊子では、
ダージリンのファーストフラッシュ(春摘み)をいれる場合、お湯の温度はやや低めを勧めている。
本書には書かれていないが……。
それから、いま飲んでいる「ディクサム」という産地の紅茶を調べようと思ったら、載っていなかった。
教科書ということで、大きな産地の代表的な土地に絞る意図で書かれているようだ。
そこで、「紅茶」を「本で」知りたいなら、
「基礎は本書で」という考えで読むといいのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
英国と紅茶のパンジェンシー
- 感想投稿日 : 2013年6月5日
- 読了日 : 2013年6月5日
- 本棚登録日 : 2013年5月9日
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