[ 内容 ]
古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた『自省録』。
成立史と影響史を明らかにしながら、易しくて難しい本の森に分け入っていく。
至福の読書体験への誘い。
[ 目次 ]
第1部 書物の旅路―テクスト生誕の謎(生きられたストア主義;マルクス・アウレリウスの生涯とその時代;エピクテトスの思想―ローマ時代のストア哲学;ストア派の影響と受容の歴史―賞讃・共感・批判;『自省録』という書物(一)―成立の謎・写本伝承・翻訳の歴史
『自省録』という書物(二)―誰のために?何のために?
補論 皇帝のイコン―目に見えるマルクス像)
第2部 作品世界を読む―自己対話のテクスト空間(『自省録』のスタイルとその思想;苦悩する魂とその救済―『自省録』の宗教性;哲学の理念―観照と実践、規則の変奏;精神の訓育―想像力の開花・書くことの意味;謎の第一巻をどう読むか―徳目の博物館・回想と自伝)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
書物誕生―あたらしい古典入門
- 感想投稿日 : 2010年6月26日
- 読了日 : 2010年6月26日
- 本棚登録日 : 2010年6月26日
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