[ 内容 ]
1965年の「日韓条約」にいたる過程で、「補償」はどのように扱われたのか。
また、日本側の植民地支配についての認識は正されたのか。
外交記録、未公開文書、当事者のメモ等あらゆる資料を駆使し、数次にわたる会談の実態を生々しく描いた、初めての本格的通史であり、戦後補償、日朝交渉など、今日の議論に確かなてがかりを与える。
[ 目次 ]
1 会談開始前の日韓関係(1945‐51年)
2 対韓請求権をめぐって―第一次会談(51‐52年)
3 漁業問題での決裂―第二次会談(53年)
4 久保田発言の波紋―第三次会談(53年)
5 中断期間の合意(53‐58年)
6 北朝鮮帰還問題―第四次会談(58‐60年)
7 経済協力方式の登場―第五次会談(60‐61年)
8 金・大平メモの取り交わし―第六次会談前半(61‐62年)
9 反対運動の高揚―第六次会談後半(63‐64年)
10 基本条約などの調印―第七次会談(64‐65年)
11 批准国会と反対運動(65年)
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公開設定:公開
カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年5月21日
- 読了日 : 2011年5月21日
- 本棚登録日 : 2011年5月21日
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