[ 内容 ]
人間にとっての最大の暴力ないし災厄として、不安や恐怖の最後の対象である「死」。
著者は、世界大戦による大量死の時代を背景に登場したハイデガー哲学と、それに続くバタイユ、ブランショ、レヴィナスらの「死」に真正面から向き合った思想を考察する。
さらに「死の抑止」を旨とする現代医学をも視野に入れ、現代人が直面する未知の状況―「私の死」を死ぬことができぬ状況を的確に照射した画期的論考。
[ 目次 ]
1 「ある」、または「存在」の夜と霧
2 私の不可能性、または公共化する死
3 ハイデガーの褐色のシャツ
4 数と凡庸への否と諾
5 「不安」から「不気味なもの」へ
6 「不死」のワンダーランド
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
講談社学術文庫
- 感想投稿日 : 2014年10月4日
- 読了日 : 2014年10月4日
- 本棚登録日 : 2014年10月4日
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