[ 内容 ]
メドゥーサ、キマイラ、キールティムカ、海獣マカラ、竜、一角獣、スフィンクス、ガルダ島、グリフィン等々、人間は、自然界に存在しないさまざまな寄妙な動物たち―幻獣を考え出してきました。
それらはヨーロッパ、アジアにとどまらず、あらゆる地域の神話に登場し、現実の動物にも負けないほどのリアリティーを持っています。
そして、その異様なもろもろのイメージには共通した要素があり、ある種の「聖性」を有し、人々に戦慄と畏敬の念を覚えさせます。
本書は、この聖なる獣たちが人間文化の中にどのような棲家を見つけ、いかなる働きをしてきたのかを見ようとするものです。
[ 目次 ]
第1章 キールティムカの顔
第2章 海獣マカラ
第3章 トーラナという宇宙
第4章 蛇と竜
第5章 翼のある獣
第6章 一角獣
第7章 聖獣と神々
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
集英社新書ヴィジュアル版
- 感想投稿日 : 2014年10月5日
- 読了日 : 2013年6月4日
- 本棚登録日 : 2014年10月5日
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