[ 内容 ]
警察の歴史をひもとくとき、今日のようなシステムが整うに到るまでには、その道筋は一筋縄ではいかなかった。
そこには長い歴史が存在する。
ヨーロッパにおける警察組織の発達過程は、王権や教会、都市といった様々な権力機構と不可分の関係にある。
ヨーロッパ王朝史研究を専門とする著者が、各時代の独特な捜査法を紹介しつつ、ヨーロッパで近代警察が誕生するまでの背景、更には警察史を通じて見えてくる「新しいヨーロッパ史」を描き出す。
[ 目次 ]
序章 江戸の「警察」組織
第1章 古代ローマ「警察」制度
第2章 中世の「警察」制度
第3章 中世の都市の発展
第4章 嫌われるウィーン市警備隊
第5章 パリ「警察」の成立
第6章 警察大改革前のイギリスの旧警察
第7章 「ありがたき警察」と警察国家
最終章 近代警察の誕生
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
集英社新書
- 感想投稿日 : 2014年10月4日
- 読了日 : 2012年10月29日
- 本棚登録日 : 2014年10月4日
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