[ 内容 ]
アメリカ・ニューオーリンズでジャズが生まれてわずか一、二年後の大正年間の日本に、すでにジャズを演奏する日本人がいた。
以来、発祥の地から遠く離れた辺境の島国・日本で、この新しい音楽はいかに進化、変貌したのか?
戦後の混乱期からその現場に居合わせた著者独自の視点から、ジャズ喫茶やナイトクラブに渦巻いた熱狂、コルトレーン、モンクら著名ミュージシャン来日の舞台裏、新たなジャズの潮流、山下洋輔の登場、若きミュージシャン同志の対立と別離…など、驚くほど多彩な日本ジャズの来歴をたどる。
各時代別に厳選した、参考音源リスト付き。
[ 目次 ]
序章 未知との遭遇―ジャズが日本にやってきた
第1章 カルチャーショック―史上最大のブーム到来
第2章 椅子取りゲーム―本家アメリカのお墨付きは?
第3章 ファンキーブーム―それはフランス経由でやってきた
第4章 “モード”の時代―アイデンティティ追求へ向けて
第5章 発想の転換―やっと答えが見つかった
第6章 テイクオフ―異種格闘技の密林を抜けて
第7章 目下飛行中の日本ジャズ―菊地成孔との対談
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
集英社新書
- 感想投稿日 : 2014年10月26日
- 読了日 : 2013年11月10日
- 本棚登録日 : 2014年10月26日
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