アメリカ病 (新潮新書 12)

著者 :
  • 新潮社 (2003年5月1日発売)
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[ 内容 ]
いま明らかにアメリカがおかしい。
外交や政治・経済ばかりではない。
もっと根幹にある日常の空気に目を向けてみると、見えてくるのは何かにとりつかれた病的な姿だ。
過剰なまでの健康志向、心療内科の隆盛、ペニス拡大手術や女性の豊胸手術の流行、そして“正しさ”への盲信…もはやどこを見渡しても末期症状。
強迫観念に覆われた米国社会を精神分析する。

[ 目次 ]
第1章 「つねにポジティブである」ことに疲れたアメリカ人
第2章 健康管理、ダイエット、フィットネスに走る「不健康」
第3章 家、車からペニス、女性の胸まで全てマッチョ志向
第4章 ポリティカリー・コレクトという原則論
第5章 銃を持たなければ身の安全も自由も守れない
第6章 「誰にも平等なチャンスが与えられている」のウソ

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新潮新書
感想投稿日 : 2011年5月22日
読了日 : 2011年5月22日
本棚登録日 : 2011年5月22日

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