幕府歩兵隊: 幕末を駆けぬけた兵士集団 (中公新書 1673)

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  • 中央公論新社 (2002年11月1日発売)
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[ 内容 ]
幕府歩兵隊をご存じだろうか。
幕末の徳川幕府には近代装備の兵士がいた。
水戸の天狗党とたたかい、長州の奇兵隊とたたかい、薩摩の小銃隊とたたかい、幕府瓦解の後は、関東・東北・北海道を転戦し、全官軍を向こうにまわして最終ラウンドを飾った。
幕末の歩兵は、サムライでもなく帝国陸軍の兵隊でもなかった。
この歩兵隊という特定の視界から幕府倒潰の秘密に迫る回路を探り、彼らを歴史の主役に抜擢する。

[ 目次 ]
第1章 幕府歩兵隊へのファン・レター
第2章 歩兵組の創設まで
第3章 歩兵の社会学
第4章 長州戦争と幕府歩兵隊
第5章 慶応の兵制改革
第6章 鳥羽伏見の戦
第7章 戊辰戦争と歩兵隊

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年4月3日
読了日 : 2011年4月3日
本棚登録日 : 2011年4月3日

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