ぼちぼち結論 (中公新書 1919)

著者 :
  • 中央公論新社 (2007年10月1日発売)
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[ 内容 ]
「理性」に振り回される現代世界を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく…。
養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。
ホリエモン・村上ファンド騒動、NHK受信料、データ捏造問題、中国の経済脅威、自民党総裁選、団塊世代の定年…。
さらに、幸せについて、文明についても考える。

[ 目次 ]
1(定年後の団塊;抽象的人間;「先生」が成り立たない時代;一億総インテリ化;民間主導;公平・客観・中立;書評(1)『生命理論』)
2(意識は中心か;自由と不自由;モノですよ、モノ;昆虫採集禁止;どうかしている;クーデターと総裁選;情報を感覚;書評(2)『人生があなたを待っている)
3(子どもの自殺;ぼちぼち結論か;データ主義;同じ私;なぜ脳なのか;取り返しはつかない;終わりは自然;書評(3)『不都合な真実』)
4(結論は一つ(幸福と社会システム;アメリカ文明;アメリカと日本;日本をどうする))

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年4月3日
読了日 : 2011年4月3日
本棚登録日 : 2011年4月3日

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