[ 内容 ]
生きにくい世の中である。
不況、雇用不安などの外圧もさることながら、個人の内部に深く根差した、生きるための目標、足場の固め方までもが見えにくくなっている。
だけど、しょせん人はこの身と心で生きてゆくしかない。
それならいっそ、ものの見方をがらりと変えて、もっと楽に生きるための思考法を身につけてしまおう。
作家にして禅僧である著者が、禅語をもとにその世界観をひもときながら、「今」「ここ」を充実させるための様々な智慧を、坐禅なしに伝授してしまおうという画期的にしてフラチな人生指南&禅入門の一冊。
[ 目次 ]
1 なぜ「迷い」が生じるのか(決めつけてはいけない―無可無不可 好き嫌いという関所―一切唯心造 ほか)
2 悟った人にはどう見えるのか(ありのままの世界―柳緑花紅真面目 濯ぎが大事―一物不将来)
3 日常をどう生きるか(因果をどう受けとめるか―日日是好日 役割を生きる―随所作主立処皆真 ほか)
4 あらためて、「私」とは何者なのか(生活習慣が自己を形づくる―知足)
5 風流に生きる(まず「志」を立てる―安心立命 「ゆらぎ」を楽しむ―不風流処也風流)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
- 感想投稿日 : 2010年5月25日
- 読了日 : 2007年10月21日
- 本棚登録日 : 2010年5月25日
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