[ 内容 ]
<上>
「マハラジャのルビー」事件から六年。
サリーは財政コンサルタントとして、忙しい毎日をすごしていた。
冒険を共にしたフレッド、ジムとはいい仲間だし、シャカという忠実な犬もいる。
そんなある日、サリーのオフィスにひとりの老婦人が訪ねてきた。
二年前にサリーの薦めで投資をした先の海運会社が倒産、老後の貯えをすべて失ってしまったのだという。
背後に見え隠れする、謎の大富豪の存在。
やがて事件は、巨大な渦となって、彼らを巻き込んでいく…。
名作“ライラの冒険”にも負けないスケールと感動。
ヴィクトリア朝冒険物語第二弾。
フェニックス賞オナー賞受賞作。
<下>
劇場で裏方をつとめていたジムは、命を狙われているという奇術師が劇場から脱出するのを助ける。
海運会社の倒産事件を調べるサリーと、命を狙われているという奇術師の事件を調べるフレッドとジム。
一見ばらばらの事件が、調べを進めるうちにひとりの大富豪に集約していく。
イングランド北部に広大な工場を建て、貴族の令嬢と婚約。
華やかな活躍の陰に秘められた怪しい過去。
核心に迫るサリーと仲間たちの上にも魔の手が…。
巨大な悪に立ち向かうサリーが最後に下した決断とは?
カーネギー賞70周年記念オールタイムベストに輝く『黄金の羅針盤』の著者による感動の大作。
フェニックス賞オナー受賞作。
[ 目次 ]
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[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
- 感想投稿日 : 2014年10月11日
- 読了日 : 2013年11月7日
- 本棚登録日 : 2014年10月11日
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