[ 内容 ]
原っぱ的な空間の質に「見えの行き来」というルールをオーバードライブさせ青森県立美術館は実現した。
そこには、その場その場では確かな存在が感じられながら、その存在感が絶対ではなくて、すぐに裏切られてしまう宙吊りの感覚が生まれている。
こちら側にいながら、あちら側にいる自分を想像してしまう、という事態が起こる。
『原っぱと遊園地』に続く注目の第二弾。
[ 目次 ]
建築家の書を捨てよ、町へ出よう
1 原っぱみたいな美術館(原っぱの家;「青森らしい美術館」への回答;図式の崩壊から ほか)
2 橋は道の一部(「絶対装飾」について;既存と新規をつなぐリノベーション;実体に裏付けられることのないリアリティ ほか)
3 どこでもない場所の浮遊感(人との距離の感覚;もうひとつの「デザイン」のあり方;妹島和世のフレキシビリティ ほか)
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
原っぱと遊園地
- 感想投稿日 : 2010年6月26日
- 読了日 : 2010年6月26日
- 本棚登録日 : 2010年6月26日
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