[ 内容 ]
タバコ有害論の根拠となっている疫学統計は「有害である」という結論が先にありきの、悪質な操作に満ちたものだったことを徹底追及。
さらに「今日も元気だ、たばこがうまい!」とタバコを認めていた社会が「禁煙ファシズム」社会になるまでの背景を解き明かすことで、ひそかに進行する慢性疾患の恐怖から「異常」を生活習慣にまで見出すようになり、逆に「健康を見失ってしまった」現代日本の矛盾を浮き彫りにする。
[ 目次 ]
第1章 つくられたタバコ有害論(なぜ私はタバコを吸うのか;タバコを吸うとガンになるという常識は意図的につくられた;タバコだけが有害なのか;人はどのようにしてガンになるのか;和解と共生のために)
第2章 タバコを“悪”とみなす「健康社会」の矛盾(タバコが“悪”とみなされるまで;タバコ有害論はなぜ浸透したか;「異常がない健康」から「異常を受け入れた健康」へ)
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋泉社新書y
- 感想投稿日 : 2011年3月28日
- 読了日 : 2011年3月28日
- 本棚登録日 : 2011年3月28日
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