着想は興味深いのだが視点が主人公に偏り過ぎていてやや物足りなさを感じる。SFにもミステリにもなりきれていない印象というか。自分にとって重要な他者の命が潰えようとしている時、人は何処まで出来るのか、してよいのか、という問いかけは考えさせるものではあるが。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年1月31日
- 読了日 : 2012年1月31日
- 本棚登録日 : 2012年1月31日
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