法学者である著者が、1892年に山口県に生まれてから、京都の学生時代までを振り返った自伝。
三高生の頃、人生と学問の意義について思い悩み、郷里で農業に従事することを決意するも、一年で翻意・復学し、改めて学問の道を志すという経緯などに、旧制高校的な教養のあり方を感じます。
巻末に付された「教学十話」は、著者が学者としての人生を回顧しつつ、若い人に向けて語りかけたエッセイです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年5月2日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年5月2日
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