下巻では、ドイツの宗教事情と年中行事が取り上げられます。
著者はこの本の中で、カトリックとプロテスタントの教義の違いから、両派の人びとの生活態度の違いにまで説き及びます。また、キリスト教との関わりの深い年中行事についても解説がなされていて、共産主義者と無神論者を除く人びとが敬虔な信仰を抱いていることが語られています。これも、現代ではかなり事情は変わっているのではないかと思いますが、60年前のヨーロッパが、まだ敬虔な雰囲気に満たされていたことが分かります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年2月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年2月25日
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