鋭太の伯母の桐生冴子(きりゅう・さえこ)は、鋭太を置いて家を出て行った両親に代わって彼の世話をしつつ、ふだんはゲーム制作の仕事にたずさわっています。ある日、鋭太の家に「自演乙」のメンバーたちが集まりますが、冴子はただちに鋭太と真涼の関係がフェイクであることを見抜きます。
危機感を抱いた真涼は、「自演乙」の夏合宿中に冴子のゲーム会社が主催するミスコンテストに参加して、鋭太を取り巻く修羅場はますますヒート・アップすることになります。
今回は、真涼が窮地に陥ったことで、これまで見せなかったような態度を示すようになりますが、そんな彼女の気持ちに鋭太がこたえることで二人の関係が急接近した印象です。もはやフェイクという設定をつらぬくのは無理があるような気もしますが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2023年5月10日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2023年5月10日
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