ロレンスは、エーブのあとを追いかけるというホロの主張にしたがいます。ラグーザというひとのいい船乗りの船に乗って、二人はレノスの港から川をくだっていきますが、途中の関所で教会法学を学ぶ学生のトート・コルという少年に出会います。
旅路をともにすることになったコルとの出会いと、彼の口から語られた「狼の足の骨」についてのうわさ話が紹介されて、このあとにつづく展開への布石がととのえられたという印象です。この巻では、いつものようにロレンスとホロのことばの駆け引きが中心ですが、続巻への期待が高まります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2021年12月24日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2021年12月24日
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