森村誠一といえば、社会派のずっしりした推理小説というイメージしかなかったのだけど、猫好きで、猫本を出していたというのは嬉しい驚き。
冒頭の猫の写真俳句から、猫への愛情が伝わってくる。
エッセイも、こんなに猫のことを書いていたなんて知らなかった。
後半の猫小説もよかった。
猫が重要な位置を占める3作。うち1作は時代物でさらにびっくり。他の2編は、牛尾や棟居が登場。棟居刑事が猫好きなんて嬉しい。
エッセイ本はほとんど読まないのだけど、この1冊に出会えて本当によかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2023年5月16日
- 読了日 : 2023年5月16日
- 本棚登録日 : 2023年4月29日
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