阿修羅ガール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年4月24日発売)
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本棚登録 : 3446
感想 : 521
3

紀伊國屋 ほんのまくらの企画につられて購入。
一気に読まないとわからなくなりそうな感じがしたので2日で読了。

途中の森の部分や主人公の妄想部分、グルグル魔人の
頭の中身は読んでいて怖かったり、不快だったりするけど、
自分も頭の中でこれくらいぐちゃぐちゃしたこと考えているときあるなーって
なんだか妙に納得がいきました。

様々な謎を通して自分自身ってなんなんだっけ、
みたいなことを考えさせられたような。

明確な落ちがなく、導入の謎が残りますが、なんだか最終的には
それはどうでもよくなってきました。

宗教に対する捉え方や考え方には共感できました。

フォントのサイズ変えたり、新しい発見もあって飽きませんでした。
面白いかどうかは完全に読む人次第。

自分にとってはつまらなくなかったので、★3つ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 趣味
感想投稿日 : 2012年9月9日
読了日 : 2012年9月9日
本棚登録日 : 2012年9月9日

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