前半の対談が東洋医学的な視点でまとまりがあったところに、後半で西洋医学的な闘病記があることで、すごく今の本という感じがするし、それを含めて「健康を考えること自体が、病や障害に対する感情的な取り組みなんだ」という気がしました。 「身体が感じていることを意識のなかで言語化すること」を放棄したら、それはもう誰かほかの人間にドライブされてもいた仕方のない命。考えるのではなく、感じたことをリアライズする作業の大切さをあらためて思いなおしました。
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- 感想投稿日 : 2013年7月7日
- 読了日 : 2013年6月29日
- 本棚登録日 : 2013年7月7日
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