インビジブルレイン (光文社文庫 ほ 4-7)

著者 :
  • 光文社 (2012年7月12日発売)
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本棚登録 : 7175
感想 : 559
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シリーズ第4弾!
姫川さ〜ん!いくらなんでも、ヤクザに惚れたらあかんと思うで!
今回は、色んなそんな禁断の恋がいっぱいある…姫川さん以上のも…
姫川さんの一人舞台で、姫川班は、ほぼ脇役というか、あんまり出て来ない…

チンピラが殺され、タレ込みが…
そこには、警察が触れたくないものが…
組織の論理で動く人と動かない人。
動かない人の一員の姫川さん近辺、組織の論理もなんのその、犯人を追求する。
犯人自体も組織の論理で動いてないな。(こっちは、暴力団の方の組織やけど)
良く考えると善悪の両組織とも、上位下達、トップダウン、上がクロと言えばクロって感じ。
そんな論理で動かん人が犯罪を犯し、そんな論理で動かん人が、捕まえる。
想定外になるな…
中には、本来の目的の為に動く人もいて、最後は、何か悲しいラスト(T . T)

scrap and buildやな。どんな組織も同じ状態が続くとあかんようになる。常に新しい風を吹かして、良い方向に持っていかんとね〜
姫川さん〜!頑張って〜!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月16日
読了日 : 2022年4月16日
本棚登録日 : 2022年4月16日

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