影踏み (祥伝社文庫 よ 5-1)

著者 :
  • 祥伝社 (2007年2月1日発売)
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本棚登録 : 3647
感想 : 353
4

警察側やなく、犯罪者側からの視点で描くミステリーになるんかな?
ちょっとオカルト風味のハードボイルド。

7つの短編集で、主人公のドロボウさんが、解決する。耳の中にいる弟と…
なんせ、ドロボウさんなんで、法律関係なく夜中に家入って、色々調べる。まぁ、探偵さんも同じ事するから、ミステリーとして違和感があまりなく面白い。
唯一、双子の弟の立ち位置が微妙やけど、それぞれ人格持ってて、記憶力は弟が担当。

クールな主人公真壁にも、唯一熱くなる事件で物語は終わるけど、その後、どうするんやろ?
このまま、
 天眼孤独になる?
 結ばれる?
出来れば、後者であって欲しいけど、それはそれで、一悶着(続編)ありそう!

それ(一悶着)を期待しよ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月6日
読了日 : 2022年8月6日
本棚登録日 : 2022年8月6日

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