片山恭一の哲学を凝縮したような一冊。もともと、小難しい話を読者に語りかけるような作風(自分の勝手な印象であるが)である彼の、普段は言えないことを分かる人にだけ言ってみた、という、本音が表されたものである(これも自分の勝手な印象)。だから、自分も含め、平凡な読解力と想像力しか持ち合わせていない読者は、つまらないと感じてしまうかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2011年6月23日
- 読了日 : 2011年月
- 本棚登録日 : 2011年4月5日
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