ストーリーは東京で仕事と恋人を失って故郷に帰ってきた娘(李恵)が余命幾ばくもない母の願いを叶えてあげるという話。
母の願いというのが、昔の恋人だったひとを探してほしいというもの…。
はじめは嫌悪感を感じていた李恵も、古賀との出逢いや母の気持ちをしり、昔の恋人を探しはじめる。
面白かった。
函館に行ってみたくなるくらい描写の表現が、うまいと思いました。
母(美月)の「好きだったひとを葬り去る必要ある?」って言葉が一番印象にのこりました。終盤はとても切なくなりましたが、心が温かくなる終わりかたでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月8日
- 読了日 : 2016年7月7日
- 本棚登録日 : 2016年7月7日
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