戦力外捜査官 姫デカ・海月千波

著者 :
  • 河出書房新社 (2012年9月11日発売)
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本棚登録 : 509
感想 : 81
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ゲラ本が当選したので読ませていただきました。
キャラクターたちはまあ、"よくある"王道設定ですが、話は二転三転四転五転…。最後まで犯人が読めません。きちんと話組んでるなあって思います。越前さんがやり手でよかったですねー。
新犯人になるまで、どうにもしっくり来なかったのですが、まあ一番わかりやすい原因はそういうことだろう、という部分に落ち着くので、わかりやすいけど、すっきりします。

主人公の海月がドジッ娘のどたばた~を想像したのですが、思っていた以上に真面目なシーンが多かったように思えて、逆にそこが残念。最後の最後とか、ここぞというときにこそキリッとしたものがあればよかったなあと思います。ややこしい説明をする設定とか、もっとやってもよかった、もったいないなあと思う部分でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年9月13日
読了日 : 2012年9月13日
本棚登録日 : 2012年9月13日

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