用済みになってしまったフライパンが、旅に出た先で動物や魚、そして鳥たちに出会う冒険の物語。ジャングルに来た時はちょっとドキドキしました。フライパンは確かに卵を焼くのが仕事でこのふらいぱんじいさんの夢でもあるのだけれど、卵を抱いている最中の鳥に卵をくれなんて言ってしまったら、鳥が怒るだろうなぁと思っちゃったからです。結局、じいさんはオスのダチョウに頼み込んでけっとばされるわけですが…笑
フライパンじいさんが最後に島にたどり着いた後も、穏やかに過ごしている様子が数ページにわたって描かれていて、なんだかほっこり嬉しく思いました。子どもはおじいさんおばあさんのお話が結構お好きだったりするので、読んであげたいなあとも思いますが、何回かに分けないとちょっと長いかな。15分以上はかかりそうです。
文字はかなり大きめ。漢字無し。カタカナもなし。挿絵も豊富です。しっかり冒険のお話なので、全体のストーリーとして長いものですが、編に分けて書かれており休憩はしやすそうです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月24日
- 読了日 : 2023年12月24日
- 本棚登録日 : 2023年12月3日
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