パワーズが、誰も読まないだろう、小説なんか書くのはこれが最初で最後と思ってとことん自由に書いた云々っていう(柴田氏あとがきより)のが、とても納得だなー。もりだくさんに書きたいこと書いたって感じ。その勢いがこの作品のおもしろさなんだとおもう。多くの伏線が、回収されていくように見せてすこしずつずれているんだけど、でも回収されていくのがおもしろかった。二つの像の視差から生まれる立体像。
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- 感想投稿日 : 2019年4月20日
- 読了日 : 2019年4月19日
- 本棚登録日 : 2019年4月20日
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