日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2008年10月28日発売)
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本棚登録 : 10343
感想 : 1046
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再読。
これは、私の数少ない蔵書の中でも手放さない本として、本棚に鎮座している。

本の長さとしてもそんなにボリュームはないし、難しい言葉で綴られているわけでもないので、さらっと読めるのだけれど、とても濃い。

「お茶」って、季節そのものなんだな~、「お茶」って今の自分と向き合うものなのだな~と「お茶」に対する考えが改まると同時に、森下さんにとっての「お茶」のようなものが私にも何かあればいいのに、と羨ましく思う。森下さんの半分は「お茶」というものでできているんじゃないかと思うくらい、森下さんは「お茶」を素直に自分なりに受け入れ、感じ取っている。
この本を読むことで、私も空想の中で「お茶」を体験でき、バタバタとせわしない毎日にほっとできる時間を持つことができた。

これからも度々手に取って読みたい本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月22日
読了日 : 2022年11月22日
本棚登録日 : 2022年11月8日

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コメント 2件

かなさんのコメント
2023/07/05

URIKOさん、こんばんは!
URIKOさんの本棚には、
これまでも何度かお邪魔しています。
こちらの拙いレビューにいいねをありがとうございます。

この作品、私も読んでいて
私も茶道をたしなむわけではないけれど、
四季のある日本に住めていることを
あらためてよかった!って感じることができました(^^)

URIKOさんの本棚にはこれからもお邪魔したいので
フォローさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

URIKOさんのコメント
2023/07/06

>かなさん

コメントありがとうございます。
私の本棚にもお寄りいただいたことあるなんて、とてもうれしいです。

この本、素敵ですよね。たくさん好きな本はありますが、心がざわついた時に読むと、心が鎮まると同時になんだかいろんなことに感謝できる気がします。

最近特にレビューが独りよがりになってきて反省しているところですが、また本棚を見に来ていただけると嬉しいです。

こちらこそどうぞよろしくお願いします!

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