これも友達に借りた本。<br/>
タイトルの通り十七人の作家さんが"エロス"をテーマに書いた短編小説集。<br/>
執筆者は・村上龍 ・安西水丸 ・川西蘭 ・麻生圭子 ・秋元康 ・林海象 ・松本隆 ・泉麻人 ・北原リエ ・佐藤正午 ・山川健一 ・桂木拓 ・中平まみ ・川村毅 ・売野雅勇 ・城戸朱理 ・玉村豊男 の十七人。<br/>
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恥ずかしながらこの十七人の内私が知っていたのはたった二人。村上龍と秋元康だけでした。この本を借りなければ他の十五人の作家さんを知らなかったわけだから、なかなかおもしろかったです。<br/>
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テーマが"エロス"という事で十七の作品があるのですが『エロ』と『エロス』は違うのだなぁと思いました。どこがどう違うのかと聞かれてしまうと答えられないのですが、ナニカが違うんではないかと思います。以前バチバチのエロ小説を読んだ事があるのですがソレとは明らかに違う感じはしました。<br/>
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ナゼなら私が男だったら、この本ではヌけない。と思ったから。<br/>
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全然内容とは関係がないのですが、前に書いた『魔法の水』のように村上龍は主役扱いです。背表紙に『十七粒の媚薬 村上龍ほか』と書かれています。…ホカ。って扱いはヤだなぁ。村上龍は好きだけれど"ホカ"って扱いは他の十六人の作家さんに失礼じゃないのかなぁ。<br/>
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でも、私が作家さんでこの本に書いていて『村上龍ほか』って"ホカ"扱いされても納得してしまう。勝ち目が無さ過ぎる。私とだったら。
- 感想投稿日 : 2004年10月22日
- 本棚登録日 : 2004年10月22日
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