恋はゲームというけれど (角川ルビー文庫 110-16)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年12月28日発売)
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本棚登録 : 92
感想 : 11
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 沖津は、主任を務める出世も順調な男だけれど、最近転職してきた優秀な部下である槇のことが気になってしょうがなかった。
 一方的に疎ましく思っているのを自覚している沖津はなるべく関わらないようにしていたけれど、上司命令で組まされた仕事の帰り、昔の男との痴話げんかを見られ、ゲイだとバレてしまう。
 弱みにつけ込んでますます横柄な態度を取る槇に沖津のイライラは募るばかり。
 そんな時、取引先の重役に襲われたところを槇に助けられる。けれど事態はそれだけでは収まらなくて、取引先の誘いを断ったことで、沖津は上司に叱責されてしまう。
 やむを得ず謝罪に向かう沖津を、槇が押し倒してきて……

 という話でした。
 意地っ張りだけど、間抜けな上司を部下が無理やりやってしまう話。
 気持ちは後付けだけれど、沖津にも落ち度はあるので、BLとしてはとても面白い読み物になってました。
 意地っ張りな受けがお好きな方にはオススメします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(BL)
感想投稿日 : 2019年1月20日
読了日 : 2019年1月20日
本棚登録日 : 2019年1月20日

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