政と源

著者 :
  • 集英社 (2013年8月26日発売)
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感想 : 541
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墨田区Y町に住むふたり合わせて146歳の幼馴染み、政と源。

元銀行員の国政と、つまみ簪職人の源二郎。
不器用な国政とガサツな源二郎、プラス、源二郎の弟子、徹平のバカだけどまっすぐな人柄が絶妙なバランスで。
ひさびさの一気読み。読後感含め最高に気持ちよかった。

連作短編となっていて一話完結なのもいいですね。
個人的には、ぎっくり腰のところと、国政のハガキ攻撃がツボでした。

老いも死もいつかは必ずやってくるもの。
だからこそ、政と源のように心は若く元気でいられたら、それだけで幸せなんじゃないかと思わせてくれるいいお話でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 三浦しをん
感想投稿日 : 2013年9月17日
読了日 : 2013年9月17日
本棚登録日 : 2013年8月27日

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