中山可穂と言えば同性愛を扱うことが多く、本書も僅かだが関連する。
でもそれ以上に表現されているのは、それぞれの登場人物が辿る切ない人生だ。
その根底には、様々な形の"愛"が垣間見れる。中でも「卒塔婆小町」は印象深い。
バリバリの女性編集者が辿った数奇な人生が描かれている。
「浮舟」もなかなかイイです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年4月15日
- 読了日 : 2014年12月2日
- 本棚登録日 : 2015年4月15日
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