弱法師 (文春文庫 な 53-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年2月9日発売)
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本棚登録 : 460
感想 : 70
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中山可穂と言えば同性愛を扱うことが多く、本書も僅かだが関連する。
でもそれ以上に表現されているのは、それぞれの登場人物が辿る切ない人生だ。
その根底には、様々な形の"愛"が垣間見れる。中でも「卒塔婆小町」は印象深い。
バリバリの女性編集者が辿った数奇な人生が描かれている。
「浮舟」もなかなかイイです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2015年4月15日
読了日 : 2014年12月2日
本棚登録日 : 2015年4月15日

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