とても文学的な恋愛小説。
不倫、ダメな彼氏、毒親と内容は重いはずなのだが、ストーリーは淡白というくらいあっさりしている。
この辺りは吉本ばななの作品と似たような感じがした。
ストーリーより季節描写や風景描写が印象に残る。
ただ自分が若い頃に読んだ作家だということもあるのかもしれないがどうしても懐かしさというか時代遅れのようなものを感じてしまった。
それは13年前の作品ということなので当たり前だが、今の若手作家とは違う。
私も著者と同年代のためなんか残念に思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月5日
- 読了日 : 2023年10月5日
- 本棚登録日 : 2023年10月5日
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