Yuricoさんの感想・レビュー

ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)

著者 : トマス・ハリス 高見浩

• 新潮社 (2007年3月28日発売)

愛する者をすべて喪ったハンニバルは、無感動な孤児院生活を過ごす。そんな彼を引き取ったのはフランス人の叔父ロベール。ハンニバルはその妻である日本人女性、紫夫人の薫陶に与るとともに、その魅力に強く惹かれてゆく。だが、凶事の悪夢は去らない―。最年少でパリの医学校に進んだ彼は、持てる英知と才覚を駆使して記憶の一部を取り戻し、復讐すべき獣たちを狩りはじめる。

感想投稿日 : 2021年1月31日

読了日 : 2021年7月31日

本棚登録日 : 2021年1月31日