小学生の時に図書室でコロボックルと出会わせてくれた一冊。秘密基地のような木の上の様子、川から流れてきたコロボックルとの出会いのシーン、本当に印象的でした。大学生になって読み返したら、実は単なるファンタジー小人物語ではなく、背景に戦後の社会問題や作者が込めたメッセージがあることに気付き、また新たな作品世界に触れた気がしました。読者も成長するのだということを身をもって実感させられた作品です。しかも解説を恩師が書いていたなんて、ハッピーサプライズ!
読書状況:積読
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カテゴリ:
こころの一冊
- 感想投稿日 : 2012年9月26日
- 本棚登録日 : 2011年9月25日
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