p256
社会的影響力の主要動機モデル
最初の段階:良い関係を育むこと。返報性と好意。最初に与え、嘘偽りない共通点を強調し、心からの賞賛の言葉を贈ることで、お互いの感情的な親密さが打ち立てられ、その後のすべての取引がやりやすくなる。
第二段階:不確実性の軽減。社会的証明の原理と権威の原理が有効。ある選択肢が他の人たちや専門家から好評であるという証拠を提示すれば、それが賢明な選択であるという確信が大きく高まる。
第三段階:行動への動機付け。一貫性の原理と希少性の原理。相手が以前に語っていた重要性と、それを失ったら味わえなくなる掛け替えない喜びについて、人前で行った発言を思い出させるのが良い。
p315
本書の中心的な主張は、アピールを行う直前に何を言うか、あるいは何をするかという選択が、その成功の度合いを大きく左右するということ。
p341
最も効果的なコミットメントは、それを行う本人のアイデンティティに影響を及ぼす行動を組み込むこと。
コミットメントは能動的で、努力を必要とする、自発的なやり方で行われるようになっている。
説得の前段階として、下準備が必要。刺激的な本でした。
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2019年2月24日
- 本棚登録日 : 2019年2月24日
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