著者の自叙伝的小説「海峡」を読んで、ご両親への大きな尊敬の念を感じていたが、その思いを片時も忘れずに生きているのだなぁという一冊であった。
執筆時期が3.11前後で、自宅の仙台での被災状況は言葉にできないものだった。
「私は被災者ではない。」
自分ではない人たちへの配慮がとてつもない。
黙ってやれ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年9月14日
- 読了日 : 2021年9月14日
- 本棚登録日 : 2021年9月11日
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