大分前に、あまり中身を確認せずに、貧乏人の面白おかしい話と勘違いして買った。読み始めて、しまった、と思ったけど、これが面白かった。
著者は、貧困の現場で、いかに実効性のある対策プログラムを開発するかというお仕事をされている人たち。
ばらまけばよいというものではなく、人々をいかに動機づけるか、ということが問題になってくるという面は、少し、経営などの問題とも似ていると感じる。
貧困と聞くと、またかわいそうなアレとかやるせないアレを聞かされるのじゃないか、と身構えてしまっていたのだけど、僕は、貧困に対するという事がどういう事なのか、実は全くわかっていなかった。これは予想以上にサイエンスだ、と思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年11月5日
- 読了日 : 2012年11月5日
- 本棚登録日 : 2012年11月4日
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