書評でありながら文化論。書籍の中に埋め込まれたエッセンス、良質性が堀江さんの視線を通して丹念に浮き彫りにされる。ため息が出るほど端正な文章で。文学、歴史、建築、写真…縦横無尽に堀江さんの感性が駆け巡る。
取り上げられているのは馴染みのない作者、分野の書籍が大半だったが、未知の世界に対する知的好奇心をそそられる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年1月30日
- 読了日 : 2013年1月30日
- 本棚登録日 : 2013年1月30日
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