上下巻の感想をまとめて書こうと思う。
最近の実体験から、村上春樹が書く心の奥の繊細な部分に理解できる事が多くあると気づき、このタイミングでこの本を読んで良かったと思った。
主人公が上巻序盤の飛行機でふいに寂しくなる事があるんだと言っていたが、自分も普段と違うところに行くと寂しくなる事がある。
久しぶりに実家に帰って優しくされると、とたんに申し訳なさやありがたさ、寂しさが同時に襲ってくるような感覚。
心を通わす事は、脆くてあたたかくて大切で、忘れてはいけない事だと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月31日
- 読了日 : 2023年8月20日
- 本棚登録日 : 2023年8月20日
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