少しモンテクリスト伯に通ずるような活劇。
ユダヤ人として生まれた主人公が迫害を受け、自由を求めて、ユダヤ人としての出自を捨ててオーストリア王家の近傍で活躍していく様子を描く。
相当の分量で、読むのに少し疲れるが、全体としてはとても面白い物語だ。
かつてNHKの青春アドベンチャーでラジオドラマが流されたが、構成も音響効果も巧みでとても面白かった。
本作品が好きな人は、是非、青春アドベンチャーも聞いてほしい。魅力がさらに増すに違いないと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2020年12月25日
- 読了日 : 2020年12月24日
- 本棚登録日 : 2020年12月24日
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