ハプスブルクの宝剣 上 (文春文庫 ふ 13-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (1998年6月10日発売)
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本棚登録 : 433
感想 : 51
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少しモンテクリスト伯に通ずるような活劇。
ユダヤ人として生まれた主人公が迫害を受け、自由を求めて、ユダヤ人としての出自を捨ててオーストリア王家の近傍で活躍していく様子を描く。
相当の分量で、読むのに少し疲れるが、全体としてはとても面白い物語だ。
かつてNHKの青春アドベンチャーでラジオドラマが流されたが、構成も音響効果も巧みでとても面白かった。
本作品が好きな人は、是非、青春アドベンチャーも聞いてほしい。魅力がさらに増すに違いないと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2020年12月25日
読了日 : 2020年12月24日
本棚登録日 : 2020年12月24日

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